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分類学  Taxonomy
​ホソヒラタムシ科を中心に、チビヒラタムシ科、オオキノコムシ科などの隠蔽環境に生息する小さな甲虫の分類学的基盤の構築を進めています。隠蔽環境の小さな甲虫の仲間は研究が進んでいないため、基礎研究の積み重ねが必要となります。
幼虫・蛹形態  Immature Morphology
​ホソヒラタムシ科やオオキノコムシ科などの幼虫・蛹形態を記載しています。隠蔽環境の小さな甲虫は多くの種の幼虫・蛹が明らかにされていません。彼らの生きざまを知るためには、幼虫・蛹時代の情報収集もたいへん重要です。
系統学  Phylogeny
甲虫の類稀なる多様性はいかにして創られたのか、これを解き明かすために、重要な鍵となる“隠蔽環境への適応”に着目し、進化学的な研究に取り組んでいます。DNA配列や形態形質を利用して、彼らの系統の推定を進めています。
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生態学  Ecology
普段人の目に触れない隠蔽環境において、甲虫たちはどのような暮らしをしているのでしょうか?“隠蔽環境への適応”という観点から、彼らの生きざまを覗いています。天敵の攻撃をどのように回避するのか、実際に天敵と遭遇させて、反応を観察する行動実験も行っています。
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菌学  Mycology
私の研究対象の甲虫のほとんどが菌食性だと言われていますが、どの種の菌を食べているのか、全くと言っていいほど分かっていません。摂食生態は生物の生存に大きく関わります。彼らの生きざまを調べるために、食べている菌の種同定を試みています。
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